ちょっとわかってきたフルートの吹き方!

私は物心がついたころから、ずっと「フルートの吹き方がわからない!」と思って何十年も経ちました。その間に音大を2つ出て、その後自分の身体の使い方に問題があるとわかって、ゼロから立て直すつもりでアレクサンダーテクニークを習って、教師にまでなって、更に最近はイス軸法にも手を出して~。

でもその間も、やっぱりわからない!

少しづつ、良くはなっているけど、本番で吹けない。不安定だし!あがりの問題なのか?とずいぶん考えて来たけど、最近はもうそれではない気もしていました。本番は少しあがるのは、普通のことの様だし、以前よりは舞台で落ち着いた自分も居るのです。

なので、もう辞めた方が!と何回も思ったけど、まあ辞めたら解決はしない訳で、だらだらと、あんまり頑張らずに居ました。まあでも、身体自体は確実に昔より良くなっていました。

そして、先日ちょっとした本番があり、リハーサルをやっていた時に、またいつもの良くない感じに陥ってきました。ただこの時はその瞬間に、「何が自分に起きているか?」を気づくことができ、ふっと力を抜くことができたのです。そしてそのイメージを持って、本番に挑んだら、いつもよりずいぶんましに演奏ができました。

そして、その後家でゆっくり練習をしてみてわかってきたのは、やっぱり「支え」と言われているヤツが部分的に上手く働いていなかったらしい。

実は、私の「支え」の悩みは、思い出してみると、留学時代からずっとでした。当時「お腹で息を支えて!」と言われ、お腹に力をぎゅっと入れたら、「Ja!(Yes)」と先生から言われてから、疑いもせずにずっとお腹をぎゅっとして吹き続けました。

でも、なんだかやっぱり上手く行かない~!そして、それ以上にっちもさっちも行かなくなった時に、アレクサンダーテクニークに出会い、一旦あえて「お腹で支える」と言う事を全部忘れるようにしました。

それから長い長い月日が経ち、今!

「えっ?これが支えというヤツ?」

一周回って、また戻ってきました。「支え!」

「これが、当時の先生たちから言われてたことか!」と。(特に私の場合、身体が条件が悪くて、もしかして側湾のせいで片一方の筋肉が働いていなかったのかも?とも思います。)

「支え」に関しては、身体のバランスが良い人はすぐ得られるのでしょうが、私の場合、身体が良くなかったので、探しても探しても見つからず、、、でした。今は「探す、見つける」って言うこと自体の発想が違うんだとわかるのですが、まあ散々勘違いもしていました。

「支え」はゆっくり育てていくものなので、今もまだまだ足りないですが、わかったのは、「支え」というヤツは、やはり相当大事らしいと言う事。「支え」をうまく使えるようになれば、あとは余計な力は抜いて、なるべく余計な仕事を減らすのが肝!みたいです。

でもこれ、ものすごく繊細なものなのですね。自分だけでなく多くの人も「支え」と「力み」を混ぜてしまっている感じがします。必要最低限の仕事量で良いのに、支えるついでに力むって言う感じですかね。または、支えられないから、他で補うために喉などに力を入れる、とも言えると思います。

結局、この辺りの事がわかれば、フルートはずいぶん楽に吹けるような気がします。実際、支えがないから、力で押し切る、という最悪な事を私はずっとやり続けていたみたいです。

つまり、身体の使い方を間違うと 「身体が故障する」+「上達しない」という恐ろしいことになってしまいます。皆さんがそうならないためにも、身体を大事にした練習をしてほしいと思います。わかっていても、ついつい無理して身体をかためて出したい音、やりたい音楽に突っ走ってしまいますからね。

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