あけましておめでとうございます。新しい年が始まりましたね。
さて、昨年末は昨年から携わって来たAT教師養成クラス(TAC)https://yoshiinadabsn.wixsite.com/websiteの授業が終わるまでバタバタしており、なかなかこちらを更新できずに年があけてしまいました。
昨年は自分の中でも、とても有意義な1年でした。教師生活を始めて今年で20年、ちょっとここで「自分がやって来た事、そしてこれからしたい事の方向性」についてをたくさん考える年でした。その為には、「自分が現在どういうところに立っているのだろう?」と言う認識が必要で、それが少しづつ見えて来た気がします。
コロナ渦でずっと私が考えて来た事は、「アレクサンダーテクニークはもう古いのか?いや、新しいのか?」という点でした。コロナでレッスンができなくなり、世の中はリモート化が進み、「じゃあ私たちはどうするのか?」と言う問いが生まれました。妥協してリモート化することもできなくはない。けれど、これでは本質は伝わり切らない。と言う事を考えているうちに、少しずつコロナ騒ぎも収まって来て、
そして今思う事。
「アレクサンダーテクニークって、めっちゃ新しいやん!」 なぜか関西弁(笑)
ってこと。
私たちは主に音楽家にATを伝えて来たけど、実は他のジャンルの人達みんなに必要じゃないか?って言う事。
なぜなら最近人は益々、心身一体から離れて来ているように感じるからです。ITの発達などによって頭の中がいつも忙しい状態、ぐるぐる思考にあり、身体が付いて行かない。
そんな中できっとATの「根本から見ていく考え方」みたいなものを探している人たちはたくさん居るはず。その為に、自分たちのスキルを上げて、わかりやすくATを世間に伝えていく事が大事だなと思いました。
身体への方向性を考える事も大事だけど、自分が向かいたいATの方向性を考え直した昨年でした。
今年も良い年であります様!