ダイレクション(AT用語)とは?③

こんにちは。

今日は前回の続き、ダイレクションとは?の3回目になります。

1回目には

人は日常生活の中でほとんどの場合において「頭が下に後ろに落ち、背中が短くなり縮まる」方向に行く、と書きました。

私達は、例えば

✔疲れている

✔痛いところがある

✔心配な事がある、寒い時

✔スマホやPCをする時 

などの時は大抵、「頭が下に後ろに落ち、背中が短くなり縮まる」方向に行きます。

ここで皆さんに考えて頂きたいのですが、

さて、これは皆さんはこの方向性を選んだのでしょうか?

そんな訳ないじゃん。
勝手に身体がそうなるんだよ!

と言う声が聞こえて来そうですね。

そうなんです。私達はこれを選択していないのです。ショボーン

ですから、例えば今PCに向かっている私も、選択をしなければいくらでも身体が短く狭くなり続けるでしょう。

もし、今ここで、私が

「頭が前と上に行き、背中が長く広くなる」

(実際は必ずしも、これを言葉で考えている訳ではないのですが、説明する為には言葉が必要なので、あえてこのフレーズを書いています。)

と言うダイレクション送ると、身体が短く狭くなり続ける事に一旦ストップをかける事ができます。

ダイレクションは、いつも自分がまず選択する事から始まります。

でも、

そんな面倒な事、いちいちやってられないよ!(怒💢)

と言う意見が出て来そうですね。

確かに、ダイレクションをいちいち与えるのは面倒なんです。

が、これも習慣にして行くと実際は何かをやりながらでも(例えば、話しながら、歌いながら、料理をしながら)考える事が出来る様になります。

ダイレクションは、「身体が窮屈に感じるから!」又は「姿勢が悪くなって来たから!」

その結果に対して与えるものではなく、実際は予防として、次の段階に行く前に与えるものです。

ですから、身体の不調を歳のせいにしたり、

「不調は、自分の身体のせいだから、私は知らんよ!」と言うのは違うよ!

と、アレクサンダーは言っています。

はい、アレクサンダーテクニークは、厳しい滝汗ですね。

厳しいけど、やっぱり自分の身体は自分で面倒を見ないと!って事です。

私が見ないで、誰が面倒見てくれる?真顔

と言う事で、今日は「自分で選択をする事」のお話でした。

あともう一回くらい、ダイレクションについて書いてみようと思います。

お読み頂きありがとうございました😊

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