イス軸法をやって変わったこと!(側弯症編)

イス軸法を習い始めて数か月、インストラクターになり、もう私の日常にイス軸法の存在がなくてはならないものになってきました。そういえば、20年数年前にATに出会った時と同じ心境でもあります。

イス軸法は、本当に不思議!やればやるほど、そう思います。身体がどんどん変わって行くのです。

私は、元々中度の側弯症があり、すでにアレクサンダーテクニークでだいぶん整っていたのですが、イス軸法をすると更に自分の曲がりがわかる瞬間が多くなりました。

そして具体的に身体はどう良くなったかを言いますと、側湾を持つ人はおわかりだと思いますが、側湾の人は背中の片側が少し盛り上がっています。それがイス軸法をすることでずいぶん少なくなったようです。

側弯症って、他人から見ると歪んで立っているのがわかるんですが、当の本人は、それが真っすぐだと思って立っているのです。なので、正しいと思う事をやっているのだから、永遠に良くならない。それプラス、側弯症は脊椎が捻じれている(ツイストしている)ので、自分で真っすぐにすることって、できないに等しいのです。

けれど、世間ではそれのためにする「体操」があったりします。これも全て「違う」と言うつもりはないのですが、多くの私が見て来たものは、無理やり正しい位置に持ってくる手法が多かったように思います。

イス軸法は、骨盤の高さのずれを無理やり直すのではなく、あの一連の動作をやることによって骨盤が勝手に整うらしく、なんとも理想的であります。

イス軸を習って間もない時は、作った軸はすぐに崩れてしまいますが、何回もイス軸法を繰り返しているうちに、「身体が変わって来る」のです。この効果は意外と早いです。即効性があるものって、軽い感じのものが多く、何年後かには忘れ去られるけれど、イス軸法の世界に入って観察していると、そんなことはない様子。武道がバックにあるので、とっても深いものだと言う事が、今の時点での私の考察です。

さて、私の側湾もどこまで改善していけるのか?が今後も楽しみであります。

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